Roger Blavia/ロジャー・ブラビア Rhythm Complicity

1963年、バルセロナ生まれ。「ひとりで演奏しているのに、まるでパーカッション・アンサンブルを聴いているようだ」という評判を集めている超絶技巧派、ロジャー・ブラビアの力作リーダー・アルバムが登場しました。いわゆるラテン音楽のフィーリングに、ジャズのアドリブ感覚、そしてフラメンコの要素を加えた音作りが彼の特色。オセロ・モリノー、カルレス・ベナベン、ギル･ゴールドスタインらとの共演で培った、ボーダーレスというべき音楽性にはさらに磨きがかかっています。このアルバムには、フレッシュ・サウンド・ニュー・タレントからアルバムを出しているトランペット奏者、レイナルド・コロンも参加。ケニー・ホイーラー作(6)、チック・コリア作（7）など選曲も魅力的です。