Kirk Lightsey Quintet/カーク・ライトシー・クインテット Kirk 'N Marcus

この時点でカーク・ライトシーはCriss Crossのハウスピアニスト的存在になっていた。すでにリーダー作も残していたし、サイドマンとしてもいくつかの作品で優れたサポートを示している。その彼が、ここでは同郷の伝説的なトランペッターであるマーカス・ベルグレイブを迎えて堂々たるストレート・アヘッドなジャズを聴かせてくれる。ベルグレイブはめったにニューヨークに出ないこともあってレコーディングの数が極めて少ない。しかじ実力はずば抜けている。それがこのアルバムで楽しめる。