Carles Benavent/カルレス・ベナベント Aguita Que Corre ・ Revisited

最晩年のマイルス・デイヴィスが、ジャズ祭のステージで「スケッチ・オブ・スペイン」からの楽曲を再現する際、特別に招いて共演したのがカルレス・ベナベンです。抜群のテクニックを持つベース演奏はもちろん、作編曲家、バンド・リーダーとしても傑出した才能の持ち主であり、それは弦楽四重奏やヴォイスを加えた本作からも明らかです。ここでは名盤「Aguita Que Corre」の世界観をさらに発展させ、さらにジャズとフラメンコの融合を進化。ラストはビートルズ（ジョン・レノン）のカヴァー「Julia」で締めくくっています。