LARRY BLUTH/ラリー・ブルース NEVER MORE HERE

レニー・トリスターノやサル・モスカ直系のベテラン・ピアニスト、ラリー・ブルースが1996年と2001年に残した音源がフレッシュ・サウンドから登場しました。他のレーベルからも発売されている作品同様、ドン・メッシーナ、ビル・チャティンとの不動のトリオによる演奏集です。いわゆるセッション活動はほぼ行なわず、志を同じくする演奏家と共に、ストイックなまでにトリスターノ・スクールのジャズを追求したラリーの世界にたっぷりと浸ることができます。トリスターノの愛弟子リー・コニッツの楽曲（9）に加え、チャーリー・パーカー関連曲が演奏されているのもポイントです。