WAJDI RIAHI/ワディジ・リアヒ MHAMDEYA

1995年チュニジア生まれの逸材、ワディジ・リアヒのリーダー・アルバムが登場しました。詳細には不明なところがありますが、2015年頃からチュニスのジャズ・クラブで演奏を開始し、イタリアではバリー・ハリスのワークショップも受講。ベルギー王立音楽院ではエリック・レニーニに師事しているとのことです。彼の演奏はすでにBAZ TRIOの『L'HOMME BLEU』（FSNT-607）で聴くことができましたが、この単独リーダー作では、ドラマーが異なるだけにもかかわらず、よりオーソドックスでスウィンギーな音作りが展開されています。「ムーン・リヴァー」をソロとトリオの両方で演奏するのも聴きどころです。