Kirk Lightsey Quintet/カーク・ライトシー・クインテット Lightsey To Gladden

デトロイトの出身で、Criss Crossでは設立当初から活躍してきたピアニストのカーク・ライトシー。かつてニューヨークにあったピアノ・バー｢ブラッドレイズ｣で、素晴らしい演奏を残したことはマニア間でよく知られています。これは、そのライトシーがCriss Crossに残していた1991年の未発表スタジオ録音。2003年9月30日に他界した盟友エディ・グラッデンに捧げられています。ライトシーとグラッデンは、70年代にデクスター・ゴードンのグループで共演した仲間でした。伝説の名手マーカス・ベルグレイブ(tp)、当時は若手だったサックス&フルート奏者のクレイグ・ハンディ(ts,fl)、シダー・ウォルトンのトリオでおなじみのデビッド・ウィリアムス(b)が参加。ライトシーやハロルド・ダンコ、ウェイン・ショーターらのオリジナル曲を中心に、モーダルで一体感のある演奏を繰り広げます。デトロイトのドラマー、ローレンス・ウィリアムス作の(2)(7)は知られざる名曲。ベテランならではの、安定感のあるプレイが新鮮です。 ジャズ輸入盤CD