Jimmy Carl Black/ジミー・カール・ブラック Freedom Jazz Dance

フランク・ザッパのマザーズ・オブ・インベンションを皮切りに数多くのバンドで活躍し、この6月にはユージン・チャドボーンとのデュオで来日したばかりの名ドラマー、ジミー・カール・ブラックの新作です。ロック・ミュージシャンとして知られる彼ですが、近年はインストゥルメンタル中心の表現にも意欲をみせており、このアルバムでもインプロビゼーション満載の、ジャム・バンド的な音作りを聴かせてくれます。タイトル・チューンはマイルス・デイビスの演奏でも有名なエディ・ハリスのオリジナル。他の曲はジミーとメンバーの共作です。3人の女性ミュージシャンも熱演。ロックの興奮とジャズのスリルが見事に共存する、胸のすくような内容に仕上がっています。