RAMONA HORVATH / ラモーナ・ホルヴァス ABSINTHE (DIGIPACK)

ラモーナはジャズピアノの伝統を深く理解し、ロマン派音楽から印象主義音楽までクラシックを基盤に、独自の要素を見事に組み合わせて彼女の世界を構築しています。師であるルーマニアのピアニスト、ヤンシー・キョロシーの魂が確かに引き継がれています。2023年にリリースされた前作に引き続き、ベーシスト、ニコラ・ラジョーとドラマーのアントワーヌ・パガノッティからなるトリオで挑まれ、三人がしっかりと絡み合った第2作目。ゲストにフランスのベテラン職人系テナー・サックス奏者、アンドレ・ヴィレジュを迎えた曲では、ワンホーン・カルテットとして、そして時にはピアノソロも楽しむことができます。ビリー・ストレイホーン、クルト・ヴァイル、ハリー・ウォーレンといった巨匠の楽曲が２つのセッションとして収録されています。最初から最後まで様々な角度で再発見がある何度も聴きたくなるアルバムです。