50年代のウエストコースト・ジャズの代名詞的存在である彼がバルセロナで行ったレコーディング音源。
チャーリー・パーカーの影響を受け叙情的な音色を持つハーブ・ゲラーは62年からベルリンに在住し、2人の才能あふれる若手トランペット奏者、デビューアルバムをリリースしたばかりでテキサス州ウェーコ生まれの
ロイ・ハーグローヴと将来を有望視される17歳でイギリス、ワトフォード生まれの
ジェラルド・プレゼンサーを招集し彩り豊かなグループを結成します。今作は当時2枚組アルバムとして構想されましたが、実際にリリースされたのは人気絶頂だったケニー・ドリューのトリオと共演したカルテット・セッション(FSR5046)のみで、2人のトランペット奏者に焦点を当てた2枚目のセッションはオリジナルのアナログテープが経年劣化したことにより、数十年にわたって未発表のままでした。今回、状態の良いマスターの複製が発見され満を持してリリースされる運びとなり、この物語が遂に完結します。