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コラム

強く生きる女性たち・女性ボーカル特集

本日は 国際女性デー ということで【強く生きる女性たち・女性ボーカル特集】と題して、強さに宿る美しさを備えた女性ボーカルたちをご紹介いたします。
【国際女性デー】
国際女性デーは、1904年のこの日、アメリカ・ニューヨークで、女性労働者が参政権を求めて集会を開き、1910年には、デンマークの首都コペンハーゲンで行なわれた国際社会主義者会議で「女性の政治的自由と平等のためにたたかう記念の日」として正式に制定され、日本では1923年、社会主義婦人団体・赤瀾会(せきらんかい)が中心となり、東京・神田のキリスト教青年会館で婦人の政治的・社会的・経済的自由を訴える演説会が開催されたのが最初とされています。
そして国連は「国際婦人年」である1975年に3月8日のこの日を「国際婦人デー」と定めました。

目次

圧倒的な歌唱力でジャズ界をリードした偉大なるジャズ・ヴォーカルの女王
エラ・フィッツジェラルド


エラ・フィッツジェラルド(Ella Fitzgerald、1917年4月25日 – 1996年6月15日)

約60年間の現役生活の中で、13回もグラミー賞を受賞し、アメリカのジャズ専門誌が行った人気投票で、女性ジャズ部門を20年連続で1位を獲得し続け、ジョージ・W・ブッシュからは大統領自由勲章も授かったジャズを語る上では外せない、偉大なるジャズ・ヴォーカリストです。

あのマリリン・モンローが彼女の熱烈なファンであったことは有名な話ですが、モンローの推挙もあり活躍の場を広げ、その圧倒的かつ安定した歌唱力で不動の人気を獲得していきました。

今も多くのアーティストに影響を与え続けているジャズ界のカリスマ
ビリー・ホリデイ


ビリー・ホリデイ(Billie Holiday、1915年4月7日 – 1959年7月17日)

多くの映画やドラマで彼女の歌を聴くことができる、今も不動の人気を誇るカリスマ的ヴォーカリストのビリー・ホリデイ。

トップアーティストとなった彼女は、人種差別やアルコール依存症、ドラッグでの度重なる逮捕など、命を削るような日々を送り、44歳という若さでこの世を去りました。

彼女の歌には、圧倒的な音楽センスがあり、全身全霊で歌う声に世界中が魅了されました。彼女の人生でしか表現できない、特別な何かがあると言わざるを得ないほど、強烈なインパクトがあります。

スペイン語など3か国語を巧みに操り、しなやかなトランペットは聴く者を虜に
アンドレア・モティス


アンドレア・モティス(Andrea Motis、1995年5月9日- )

スペイン、バルセロナ出身の女性ジャズ・シンガーでありトランペッターでもある、スペインのジャズ シーンから生まれた現在活動している最も国際的なアーティストの 1 人です。

7歳の頃からトランペットを吹き始め、11 歳でベーシストのジョアン・チャモロが率いるサント・アンドレウ・ジャズ・バンドに参加し、14 歳にして初めてのスタンダード アルバムをレコーディングしました。

それ以後はジョアン・チャモロとともにアルバムリリースし、ライヴ活動を行います。
2012年クインシー・ジョーンズが彼女をステージに上げたことがきっかけで一躍脚光を浴びることとなり、2017年にデビューしました。

ビブラートを完全にコントロールする、音楽界で最も美しい声の持ち主
スー・レイニー


スー・レイニー(Sue Raney、1940年6月18日 – )

音楽界で最も美しい声を持ち、歌詞を非常に深い理解で解釈できるという類い稀な才能がある彼女の歌は、なじみのある言葉であっても新鮮に聴くことができます。

彼女は 12 歳で自分のラジオ番組を、そして14 歳には 15 分間のテレビ番組を持っていました。

17 歳のときにファーストアルバムを制作し、それ以降も継続的にリリースし、70年代にはテレビのバラエティ番組に多数出演するなど、様々な場面で活躍しました。

最近では、ポップスの指揮者であるリチャード・カウフマンと共演し、米国で交響曲コンサートを行っており、ミシェル・ルグランとのツアーやアメリカ及び海外で数多くのジャズフェスティバルに出演しています。

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