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コラム

オールスター・メンバーの名門コレクティヴが来日!

今週はじめブルーノート東京にてオールスター・メンバーの名門コレクティヴが来日!

結成20周年を迎える2024年のアニバーサリーを記念し、ジャズの歴史と革新を体現するスペシャル・ステージとなりました。

現代ジャズ界で活躍する最高峰ミュージシャンで構成されたオールスター・アンサンブル、「SFジャズ・コレクティヴ(SFJAZZ COLLECTIVE)」。

2004年、サンフランシスコの非営利ジャズ機関“SFジャズ”の呼びかけで結成。「ジャズの伝統を讃え、更新すること」をコンセプトに、各メンバーのオリジナルやスタンダード曲のアレンジを発表し、時代を反映したアートフォームとしてのジャズを提唱し続けている。これまでにはジョシュア・レッドマン(初代音楽監督)、ブライアン・ブレイドら錚々たる歴代メンバーを擁し、2021年にクリス・ポッターが音楽ディレクターに就任。最新ラインナップ7名での来日が実現したメンバー達の参加作品はこちら↓↓↓

目次

Edward Simon / エドワード・サイモン (p)


 

Edward Simon Trio / エドワード・サイモン・トリオ

The Process

ベネズエラ生まれの若手ピアニスト、エドワード・サイモンの通算5枚目にしてCriss Crossデビュー作。当初パポ・ルカやチューチョ・バルデなどのアフロ・キューバン・ジャズに影響を受け、その後チック・コリアやキース・ジャレット、ビル・エバンスなどを聴くようになっていった彼のタッチは独創的で知的な雰囲気。人気ベーシストのジョン・パティトゥッチが味のあるベースで緩急をつけ、アルバム全体をリズミカルに聴けるようにしています。ガレスピーの(5)はアフロ・キューバンバリバリかと思ったらほぼ教科書的演奏ですが、ベースソロを重視したアレンジは面白い。

 

Matt Brewer / マット・ブリューワー (b)


 

Matt Brewer / マット・ブリューワー

Mythology

これまでにグレッグ・オズビー、ゴンザロ・ルバルカバ、ジョン・エスクリートといった創造的なジャズを追求しているリーダーのもとで自身の音楽性を育んできた若手ピカ一の実力派ベーシスト、マット・ブリューワーによる初リーダー作。テナー・サックスのマーク・ターナーとアルト・サックスのスティーヴ・レーマンという魅力的なメンバーをフロントに配した6重奏団による演奏には、リーダーのテイストなのだろう、幻想的な響きに溢れている

David Sánchez / デヴィッド・サンチェス (sax)


 

David Sánchez / デヴィッド・サンチェス (sax) 参加作

Poul Reimann / ポール・レイマン

New York Sessions

Warren Wolf / ウォーレン・ウルフ (vib)


Warren Wolf / ウォーレン・ウルフ (vib) 参加作

Adonis Rose / アドニス・ローズ

On The Verge

ニューオリンズ生まれ、現在はテキサス州フォートワースに在住、かつてニコラス・ペイトン・クインテットのドラマーとして大活躍したアドニス・ローズの、Criss Crossにおける通算3枚目のリーダー作です。2003年10月と少し前の録音ですが、元ボスのペイトンをはじめ、ティム・ウォフィールド、ルーベン・ロジャースと、以前から共演していたメンバーの協力を得て、さらにバイブの新鋭ウォーレン・ウルフと、気鋭のピアニストのゴールドバーグを加えた豪華セクステット編成。どの曲も歯切れのよいリズムをバックに、全員がキビキビとソロを披露するのは、やはりドラマーのリーダー作だからでしょう。トニー・ウィリアムスのクインテットを彷彿とさせるタイトなサウンドが絶品です。

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