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コラム

あのフランク・シナトラからも認められたメイビス・リバース

メイビス・リバース(Mavis Rivers、1929年5月19日 – 1992年5月29日)

サモア出身の異色歌手メイビス・リバースは、ジャズ・ボーカリストとして米軍キャンプでのトレーニングが彼女の将来を位置づけた。グラミー賞の新人賞にノミネートされ、ジャズの深みと、ショービジネスの華やかさを併せ持つシンガーで、あのフランク・シナトラからも認められた彼女の作品をご紹介!

目次

シナトラも絶賛した、エキゾチックな歌姫


 

シナトラも絶賛した、エキゾチックな歌姫

The Complete Capitol Years 1959 – 1960 – Take A Number / Hooray

英国、フランス、スイス、中国、サモアの血を引くエキゾチックな風貌と、フランク・シナトラも太鼓判を押した見事な歌唱力。メイビス・リバースの初期を代表するレコーディングが、2枚のCDに網羅されました。オリジナル・アルバムのタイトルは、それぞれ『Take a Number』、『Hooray for Love』、『Mavis Rivers Sings About the Simple Life』。その全曲に、オムニバス盤『Ports of Paradise』からの2曲が追加されています。メイビスは49年にニュージーランドで初レコーディングを行ない、53年に初めて渡米。55年に再渡米してロサンゼルスに定住し、ジャズ・シンガーとしての道を切り開きました。「若い頃のエラ・フィッツジェラルドに通じる」と評された、颯爽とした魅力をお楽しみください。

最高の選曲とアレンジャーに恵まれた、傑作ばかりの2枚組


 

最高の選曲とアレンジャーに恵まれた、傑作ばかりの2枚組

The Complete Reprise Years 1961 – 1962 – Mavis / Swing Along Wit

1960年にはグラミー賞の新人賞にノミネート。ジャズの深みと、ショウ・ビジネスの華やかさを併せ持つシンガーがメイビス・リバースです。このCDは、メイビスの歌声を高く評価するフランク・シナトラが設立したリプリーズ・レコードへのレコーディングを集めたもので、『MAVIS』、『SWING ALONG WITH MAVIS』、『MAVIS MEETS SHORTY』の全曲に加え、シングル盤のみで発売されていたレア・トラックもふんだんに収録。日本では過小評価気味のメイビスですが、この作品を聴けば誰もが彼女の実力に感銘を受けることでしょう。マーティ・ペイチ、バン・アレキサンダー、ショーティ・ロジャース等、アレンジャーも極上のサウンドで歌を盛りたてています。

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