現在、最もアクティブに活動しているピアニストのひとりといっていいでしょう。イニャキ・サンドバルの新作が3枚同時に発売されました。この「WINTER POEMS」は2016年にエストニアを訪れたときに吹き込まれたアルバム。3部構成によるパフォーマンスが約1時間にわたって収められており、クラシックへの造詣の深さを感じさせる美しいタッチと流れるようなメロディ・ライン、ジャズの豊かな素養を感じさせるリズミカルなタッチで、聴く者を魅了します。ジャンルを超えた新鮮なピアノ・ミュージックとして、ピアニスト志望の方にもお勧めです。